ART な DIY の 日々(#1)
- アートなDIYの日々 【なんという匠の技 編】
- 2016年3月1日
- 読了時間: 3分
エスプリでは、4/1の移転オープンを目指し、築60年の民家をDIYで改築しています。
移転先は、羽山台小学校の近く。
平原饅頭の横、そして、最近開店しお客様が長蛇の列を成していた
シャトレーゼ(お菓子屋さん)の目の前という甘いもの激戦区(?)でもあり、
更にマミーズの美味しいパン屋さんも近くにあるという " 食 " に恵まれた地域に位置した建物です。
この写真は、まだ2月の中旬頃の姿…。

ここは、もともと個人宅だったところを、何度か改築し、
2008年にギャラリーとしてオープン。
絵画教室やギャラリーや憩いの場として日々を送り、
2016.4.1からは、エスプリとしてリニューアルオープンすることとなりました。
道の駅おおむたのエスプリは2月末で閉じ、
少しずつ移転作業です。
しかし、何度か改築しているとはいえども築60年の古民家。
次から次へといろんな問題が…。

「まずは、建物の耐震補強からやらなきゃね~。」
と嘆くのは、匠の技をあらゆる面で見せつける
梅崎 弘さん。
周りの方から゛先生 “と呼ばれる今回の匠 梅崎氏は、
建物のデザインからDIYまで何でもやってしまいます。
(遠い目をしながらも、気が遠くなるような作業を必ずやり遂げる梅崎先生)
色んな事をし過ぎて、もはや自分でも本業が分からなくなると言う彼の本業は画家。
実は、ここで絵画教室もされていらっしゃいました。
「エスプリ入ったら僕の居場所がなくなっちゃうかと思ったけどね~、追い出されなくて良かったよ~。
屋根裏に僕の事務所でもつくろうかな~。」
と、それ、大丈夫ですか??!発言を平気でしてしまう放浪の画家です。
念のために付け加えておきますが、日本人です。
(今回はDIYのブログなので梅崎先生のプロフィールの詳細に関してはまた後日書かせていただきます。)

この写真は、2月末の室内の状況です。
入口付近は床を取り払い、下げてまた床の板張りをしています。
奥に行くとメインの部屋があり、その更に奥にいつの間にか床を下げて部屋が出来ていました。
(ところ狭しと材木や工具が広げられている室内)

しかも、奥の部屋をよく見てください!
なんということでしょう、
天窓から、差し込む太陽の光が、
温かく部屋を包み込み、部屋の白い壁に反射し
柔らかい空間を演出しているではありませんか。
数カ月前までは、こんな部屋すらなかったのに…
まさに匠の技です。
(室内の電気はオフ!の状態でこの明るさ)

もうすぐ、道の駅から陳列棚を運び込むらしく、
それまでに床を完成させねばと焦る…かと思いきや、
ランチにしようかとテーブルを広げる梅崎氏。
時間がなくても、海外の放浪で磨きがかかった梅崎時間は崩しません。
「いや~、テーブルで食べると文化的だね。」と匠。
BGMは、レトロなラジオから流れる歌謡曲…。
匠によるエスプリのアートなDIYの日々はまだまだ続きます。
次回は、【棚来ちゃったよ!】です。
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